地区ロータリー財団委員長講評

田中敬一大阪東南RCロータリー財団委員長 

 GSE派遣メンバーの皆様ありがとうございました。大変な成果をあげられてお帰りになられました事よくわかりました。ご苦労様でした。

奥田団長 

 つたない報告を聞いていただきましてありがとうございます。リーダー(GSE)に要求されます条件は3つありまして

1.目的地の文化に通じている事

2.目的地の言葉を喋れる事

3.メンバーにミッションを吹き込む事

 こういうことになっておりまして、ミッション=使命を吹き込む事になっておりますが、これが難しく・・・ロータリーは素晴らしいものだ、自分の職場が他の国ではどうゆうふうになっているのか、帰って自分の職場で拡げてくだざい。将来ロータリーに入って下さい。又ロ一タリアンの旦那様を見つけて下さい。というのが使命=ミッションではないかと思います。

 つたない報告ではございましたが、責重なお時間を頂戴しましてありがとうございました。

田中敬一大阪東南RCロータリー財団委員長 

 ここでパストガバナーの古田様のご講評を頂戴したいと思います。

2660地区ロータリー財団委員長パストガバナー古田敬三(大阪RC)

 大阪ロータリークラブの古田でございます。

 本日は団員のみなさまとご一緒にお招きいただきましてありがとうございます。厚くお礼を申し上げます。

 ちょっと講評を言う前に、一言皆様方に申し上げておきたいことがございます。私は、1988年のガバナーを勤めたわけですが、確か9月中旬だったと思いますが、このクラブに公式訪問で参りました。60名弱のクラブでおられましたけれど、私がその時に非常に感銘を受けたのは、創立されて3年目にかかったクラブで、その内30代と40代の皆さん方が大半をしめられ、これはこの地区の中でもっとも平均年齢の若いクラブでございました。そうゆう点で私は非常に印象深く、お話をお伺いしても若い者の力をひしひしと感じた事を今も思い出すのでございますが、そして私の希望どうりに今日63名の会員になっておられますけれど非常にいろんな面で活動を積極的にやってらっしやる事を目の当たりに拝見して若々しい雰囲気は今でも持っていらっしやる。

 私共のクラブ大阪ロータリークラブは、307名の会員がおります。平均年齢が66.5才ということで、従って全体の雰囲気は、ともすると老人がかってきますので、なんとかして活性化しなくてはいけないと、皆で努力はしておりますが、なかなか思うようにいかないのが事実でございます。

 さて、私も地区クラブ奉仕担当に引き続き、R財団のお仕事を4年間致しております。だいたい3年間で変わるのが原則なんですが、大森ガバナーが今年のGSEが1年間で往復することになったので協力してほしいという事で、もう一年お引き受けすることになりました。

 それからGSEの仕事にかかるときに、ネブラスカヘの団長、団員を選考しなければならないと言う問題がおこってまいりまして、委員長の細江さんが、何方かふさわしい方がおられないかと、これは先ほど奥田さんがおっしやってましたけれども、大変難しく、うちの地区だけではなくて日本の代表選手を選考することになるわけです。相手方の国に対してどんな方がおいでになるかによって日本の評価がきまります。というような非常に難しい仕事でございます。

 私がまず頭に浮かんだのが奥田さんでございます。実は奥田さんのお母さん、旧姓平林さんは、今もご健在で、私の家の前にいらっしやいます。そうゆうわけで奥田さんのおじいちゃんの代から平林さん、奥田さんご両家の事については詳しく存じ上げております。 奥田さんも小さい時から存じ上げています。今の奥田さんは、語学も出来るし、公認会計士として立派に仕事もやられ、稼ぎもしておられます。そういう点では奥田さんをおいて他にないと思いましたので、細江委員長に申し上げました。細江委員長も一度面接させていただきましょうと、お会いいただきまして、もう100%誠に結構なお方を推薦していただけたといわれ、私自身も面目をほどこしました。

 さて、採用試験が始まりました。団長も委員の中に加わっていただきまして、選考の結果は、男子1名、女子3名という事になったのですが、実はザックバランに申しまして心配しました。女性3名で団長と男性1名いらっしやいますけれど、はたして女性3名を教育、指導しながら4週間の旅行をやっていただけるのだろうかと言う事、語学の点も実際心配しました。それで奥田さんにどうだろうと言ったら、だいじょうぶです、まかして下さい、こうゆう非常に力強い言葉がございましたので、それでは奥田さん頼むよと、いう事になりまして4人の皆様が決まりました。

 私、今、この先ほどから皆さん方のお話を聞いておりまして、なんとまあ、人間は変われば変わるものだと、あの採用試験の時の4人の皆さん方が、ここであれだけの話をされると言う事は、どんなにか僅かの間に成長されたと言う事です。感心しました。

 語学の方は、今私は聞いたわけではございませんが、一応不自由無く消化してこられたという事でもございますので、そういう点で皆様方4人のご苦労も大変だったと思います。

 又団長もですね、ご苦労なすったと思います。

 本当に私が一番心配した事は、4週間、5週間、あんた仕事大丈夫かと、何とか出来ますとおっしやるものだから私も安心してお願い申し上げました。

 そういう事で、非常にこの度のGSEは成功であったと思います。大いに日本の為にもなって、うちの地区、ロータリアン、ロータリーの全ての為になったと思います。

 本当にご苦労様でした。もう講評を申し上げるまでもございません。100点満点でございます。

 又こんどは、南スウェーデンとGSE交換をする事になっております。奥田さん、もういっぺんどうですか。そこまでご無理申しませんが、今後行かれる方の為にもひとつ、いろいろご指導、ご協力いただくように、又4人の団員の皆様方、どうかこれからの人にも親切に指導していただきまして、経験をお話していただくようにお願い申し上げます。女性の方も本当に立派に成長され、びっくりしました。どうも皆様ご苦労さまでした。