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今年度当地区ガバナーを拝命致しました、福家 宏です。よろしくお願い致します。
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第2660地区は伝統と業績を誇る素晴らしい地区であります。この地区のガバナーに就任することは大変光栄なことであり、責任も重大であると考えております。
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私は地区ガバナーになるために、国内で実施される2回のガバナー・エレクト研修セミナー(2012年9月、同年11月)を受け、さらに今年1月米国サンディエゴで開催された国際協議会での研修を受けて参りました。
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これと同様に会長エレクトの皆様にはクラブ会長になるためにはPETSの受講義務があります。このような研修を経て、地区やクラブのリーダーはロータリアンとともに新しい年度を迎えることになります。 |
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さて今年度のRI会長はオクラホマ州ノーマンRCのロン・D・バートン氏です。職業は弁護士で、地区ガバナーは無論のことRIやロータリー財団のリーダーとして様々の要職を歴任して来られました。
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ロン・D・バートン氏は国際協議会の初日、テーマ講演の中で私たちに多くのことを熱く語られました。そして今年度RIテーマを発表されました。皆様すでにご承知の通りそれは「Engage Rotary Change Lives」であります。日本語では「ロータリーを実践し、みんなに豊かな人生を」と訳されています。 |
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ロン・D・バートン氏は講演の中で「ロータリーを実践することにより」「人々の人生を豊かに」Change their lives!! と言われましたが、 同時に「あなた自身の人生も豊かに」Change your lives!! と述べておられます。それを基に私は次年度の地区方針を「感動の体験を!! 人々にも、自身にも」と致しました。さらに私はParticipate「参加し、敢行しよう!!」 という言葉を添えました。この言葉は実は日本人初のRI会長東ヶ崎潔氏のRIのテーマそのものです。私はこの言葉を心に刻み、この言葉を拝借して、地区方針に盛り込みたいと考えました。 |
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さて地区としては何にポイントを置いて活動を進めて行くのか?ロン・D・バートン会長がRI戦略計画に基づくRI方針を述べられましたので、私も同様にこれに基づき次の5項目をご提案し、皆様にはこの5項目に力点を置いてご活動頂きたいと考えております。 |
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@会員の維持と増強(クラブのサポートと強化)
Aポリオの撲滅への努力(人道奉仕の重点化と増加)
BFVPによるプロジェクトの成功 (人道奉仕の重点化と増加)
C東日本震災復興支援(人道奉仕の重点化と増加)
D広報活動(公共イメージと認知度の向上) |
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会員の維持・増強については高島直前ガバナーは「プロジェクト3900」というスローガンのもと、当地区会員数を何とか3900人にしようと説いて来られました。また昨年度RI会長田中作次氏のお名前を拝借したSAKUJI作戦もスタートしております。この作戦は、地域や地区を超えてロータリアンに相応しい人物を承知しているロータリアンは、自クラブの会員には迎えられないけれども、他地域、他地区に紹介して日本全体のロータリアンの数を増やそうと言うものです。クラブや地区の会員数が減ってしまっては、折角の奉仕活動に支障をきたしてしまい、全体として活性が失われて行くことになります。他の人や増強委員に任せるのではなく、今すぐあなたご自身が新会員獲得のために動き始めて頂きたいのです。そして高島直前ガバナーのスローガンを引き継ぎ、私も申し上げます。地区の会員数を3900人に、クラブの会員数は6%純増を目標として、努力致しましょう。 |
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ポリオは撲滅まであと一歩のところまで来ています。GPEI(Global Polio Eradication Initiative …RI+WHO+UNICEF+CDCにより構成)は現在ポリオ撲滅のために必要とする予算を21億9000万ドルとしていますが、集まっている資金は12億4500万ドルで、9億4500万ドルものギャップがあります。
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このギャップを何とか埋めなければなりません。皆様のご協力とご理解をお願い申し上げます。 |
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FVPや東日本震災復興支援は、従来とは異なった形のプロジェクトが求められることになります。遠く離れたクラブ間の連絡を密にし、ニーズ調査に力を注いで良いプロジェクトを立ち上げて下さるよう、お願い致します。
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公共イメージ向上のため、貴クラブの奉仕活動は出来る限り地区広報委員会にご報告下さい。また地区のホームページも利用しやすいものに変わる筈であります。それによりクラブの奉仕活動を地区全体に広報することもしやすくなると思います。公共イメージの向上は、クラブの強化に繋がります。どうぞよろしくお願い致します。 |
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今日のロータリー・クラブの例会風景は、一見して、50年前の例会とは大分様子が違っています。また、34,000あるクラブすべてを訪れれば、さまざまな経歴を持つ人々が、世界のありとあらゆる言語を話し、地元レベルから国際レベルまで、実に多様な奉仕プロジェクトを行っている姿を目にするでしょう。週末に近所の公園にある遊具を修理しているクラブや、ほかのクラブと協力して何千キロも離れた学校の衛生設備を整えているクラブなど、大小さまざまな方法で、この世界をより良くするためにロータリアンは活動しています。 |
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今日、ロータリーで目にすることの多くは、昔とは違います。しかし、ロータリーの土台は変わっていません。私たちの土台は、これまでと同じように、ロータリーの中核的価値観、すなわち、奉仕、親睦、多様性、高潔性、リーダーシップです。これらの価値観こそが、ロータリアンとして私たちを定義づけるものです。私たちは、これらの価値観に従って生き、地域社会にこれらの価値観を広めようと努力しています。
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私たちは、推薦され、その推薦を受諾することを選択してロータリーに入会しました。そして、入会した後にも、日々、選択を行っています。それは、ロータリー・クラブの単なる一会員でいるか、真のロータリアンとなるか、の選択です。 |
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ロータリアンであるということは、週に1度例会に出席するよりも、ずっと大きな責任です。それは、独特な方法で、世界を見ること、そして、その世界における自分の役割を見ることです。地域社会の問題を自分自身の責任として受け止め、それに基づいて行動し、イニシアチブを発揮し、最善の努力をすること、簡単な道ではなく、正しい道を歩むことを意味します。 |
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私たちは皆、世界をより良くする活動に自ら参加するために、ロータリーに入会しました。人生におけるあらゆる物事と同じように、ロータリーの奉仕では、努力すればするほど、多くを得ることができます。形だけの努力だけなら、大した成果は上がりませんし、本当の満足感は得られないでしょう。しかし、ロータリーを真に実践し、ロータリーの奉仕と価値観を日々活かす決意をすれば、自分がいかに素晴らしい影響をもたらすことができるかが見えてくるでしょう。そうして初めて、人々の人生を真に豊かにしようというインスピレーション、やる気、パワーが沸くのです。そして何よりも、あなた自身の人生が一番豊かになるはずです。 |
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2013-14年度のロータリーのテーマ、そして私から皆さんへのチャレンジは、「ロータリーを実践し みんなに豊かな人生を」です。 |
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皆さんは、ロータリーの襟ピンを身につけることを選択しました。これからどうするか、皆さん次第です。 |
ロン D. バートン
2013-14年度RI会長
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