ガバナーメッセージ
ガバナー就任に際して

ジョン・ケニーRI会長は今年度のテーマを「ロータリーの未来はあなたの手の中に」と提唱し、2009年1月に世界中からサンディエゴに集まった530余名の地区GEに「毎年、ロータリーの指導者のバトンが次期ロータリーの指導者へと引き継がれます。ポール・ハリスが後継者に渡したバトンが、今、私たちに回ってきたのです。私たちは、バトンを渡し続けてきた過去の指導者たちに対して、その信頼を裏切ることなく、務めをまっとうする責任を担っています」と語りかけました。

第2660地区を代表してその場に臨席していた私は、歴代2660地区ガバナーの方々や歴代地区委員の方々、又、各クラブの歴代会長をはじめ地区内すべてのロータリアンの皆様を思い浮かべ、その信頼を裏切ることなく、務めをまっとうする責任を強く感じました。

私のGN, GE 時代を通じて、諸先輩や同僚のロータリアンの暖かいご指導やご協力を体験し、それを支えとして伝統ある2660地区のガバナーとしての務めをまっとうすべく、精一杯の努力をする所存でございます。ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。 

ジョン・ケニーRI会長のテーマ「ロータリーの未来はあなたの手の中に」
について、会長自信の説明の概略です。

「私たちのロータリーでの役職は毎年変ります。今年会長を止めてもロータリアンであることに変わりはありません。ロータリアンである私たちは、皆、この素晴らしい組織に対して責任があります。幾世代ものロータリアンの肩の上に立っている私たちには、ロータリーの未来を決定する責務があります。
この理由をもって、私は2009-10年度のテーマを「ロータリーの未来はあなたの手の中に」としました。

ロータリーの未来はエバンストンにあるRI本部で形づくられるのではなく、個々のロータリー・クラブによって形成されるのです。
ロータリーの針路を決めるのは、私たち自身の日頃の行動であり決定です。ロータリーが繁栄するか低迷するか、その影響が多くの人々に及ぶのか及ばないのか、その名が敬意とともに広まっていくか過去の遺物として忘れ去られるかは、すべて皆さん次第です。
ロータリーをどうするかの責任も、皆さんのものであるということが出来ます。「ロータリーの未来はあなたの手の中に」あるのです。」

ジョン・ケニー会長はテーマ決定の理由をこのように説明し、世界中のロータリアン一人一人が、ロータリーの中核をなす価値観(core value)をしっかりと身に付けることを奨励しています。 それと同時に、ロータリー財団が長期計画として掲げている以下の5つの項目に対して、皆様方の奉仕のエネルギーが注がれますようにと述べています。

1. 清潔な水の供給、
2. 保健と飢餓救済、
3. 識字率の向上
4. ポリオの撲滅
5. 世界平和フェローの養成、


RI会長は夫々の地区がテーマを持つ事を望まれていないと云うことですが、テーマを持った方が リーダーシップ を発揮しやすいのなら、それも“あなたの手の中に”と云うことでした。

従って、私は「ロータリーの未来はあなたの手の中に」あるのだから、各自がしっかりとロータリーの中核をなす価値観を身に付けなさい、と受け取り、第2660地区のテーマを「ロータリーを身に付けよう」としました。

ロータリーの中核をなす価値観とは云うまでもなく、「奉仕」、「交友」、「誠実さ」、「高潔さ」、「多様性」、「寛容」、「リーダーシップ」であります。

前年度、横山ガバナーは現在多くのクラブが抱えている問題の3K「高コスト、高齢化、硬直化」への対策を考えて、変革できるものは 変革する勇気を持とうと、「Change」を強く訴えられました。それと共に「職業倫理を高く保つこと」 と 「広報活動」 を地区の長期計画となさいました。   

次年度も内容は全く同じですが、問題のnegativeな意味をもつ言葉の3Kではなく、positive な意味の6つのKを考えました。

・第一のKは「交友」です。交友関係を深め広める。(Development of acquaintance)という綱領の第一項目を 特に意識し、よき友を作るために努力すると云う事です。「交友」は20世紀初頭の、砂漠のような世相の中で、ポール・ハリスが求めたものでした。即ち、交友(友情)は ロータリーが創設された理由そのものであり、Rolling Twenty の大恐慌をも乗り越えて 成長を続けてきたロータリー創設期と同様に、今日の世界的な不況下に於いても 当時と変る事なく 重要な意義を持ち続けています。楽しく遊ぶだけの友達ではなく、自分が困ったときにこそ、心から頼りにして相談できるような友達が、自分のクラブに居るだろうかと吟味してみて下さい。自分が苦境に直面したとき、退会してゆくロータリーではなく、励ましあい、力になってくれる友がいるので、退会したくないロータリー。そういった意味での交友関係において魅力あるグループ作り、であります。

交友をエンジョイするために、常にクラブ例会や ロータリーの各行事を待ち望むロータリアンがいて、はじめて、ロータリーには明日があると言えるのです。「ロータリーの未来はあなたの手の中に」あるのです。


・第二のKは 「高潔さ」 の K です。
ロータリーが誕生した20世紀初頭は、「儲けのためなら手段を選ばず」といった利己主義者たちが、跳梁跋扈する社会でした。儲けのためなら少々のうそや誇張には目を瞑って、というのが世間の常識でした。そのような時代に、ロータリーの創始者達は、勇気と信念を持って敢然と職業倫理と取り組んだのです。サンディエゴでの元RI会長ラジェンドラ・サブー氏の講演は、力強いものでした。
倫理は古めかしいものではないのです。(Ethics is not outdated.)、Outdate: 期限切れはしていません。;高潔さと誠意は今も昔
も変らないのです。( Integrity and honesty have not been redefined)redefined:善いだの悪いだのと定義しなおされたことは
いまだかつてないのです。ロータリアンに求められているリーダーとしての資質の中で最も大切な資質なのです。「ロータリーの未来はあなたの手の中に」あるのです。

・第三のKは「国際的な感覚」のKです。国際的な組織であるロータリーの国際的な活動に関心を持つことです。マザーテレサは云いました。「愛情の反対は憎悪ではなくて、無関心」なのです。いまや地球は小さくなり、未来を見据える時、国際的な感覚はあらゆる面で重要です。国際ロータリー財団の強調事項に関心を持ちましょう。「ロータリーの未来はあなたの手の中に」あるのですから。

・第4のKは「九牛一毛」です。
これは司馬遷が皇帝の逆鱗に触れ、誅殺されようとした時に、使用した言葉です。私など皇帝にとっては九牛の一毛ほどの小さなものですが、その一毛を大事に思う意識が大切なのですよ、と反語的に用いた言葉です。

自分は世界中のロータリアン120万人のうちの一人であるから、自分一人が頑張ったところで、ロータリーの評価には何の影響もないとは決して思わないで下さい。九牛一毛には、小さな一つを大切に思う心が重要だという意味がこめられているのですから。公共イメージのアップは先ずあなたからなのです
*世界には飢餓状態にある何千万という子供がいる。自分の目に留まった可哀そうな一人の子供を大海の一滴と思って軽んぜず、いと小さきものをいつくしむ心が大切です。
*小さな愛の行いが、多く集まれば、明るい社会を作るのです。あだに過ごすつかの間も、わが人生の一節なのです。$100出すロータリアンが百万人いれば1億ドルとなるのです。
九牛の一毛という言葉を頭に入れて、小さなことをも大切にしましょう。「ロータリーの未来はあなたの手の中に」あるのです。

・第五のKは「子供」のKです。子供は未来です。青少年奉仕は、その部門で働くロータリアンだけの問題ではありまあせん。子供は大人の背中をみています。子供は親や教師のいう通りにはなりません。子供は大人のする通りになっていくものです。子供は大切な未来という思いを持って青少年奉仕に力をいれると、まなざしに活力が宿ると思いますし、子供が大切だと思うなら、後からついて来る子供のことを思い、高潔な道を歩まなければなりません。未来に生きる子供がロータリーをどう思うか、「ロータリーの未来はあなたの手の中に」あるのです。 

・最後のKは「綱領」のKです。綱領を自分のものとして身につける。そのために各クラブが全員で唱和するに適した夫々のクラブの目標を作って、それを第一例会に於いて、全員で唱和する。
これが今年度の具体的な目標です。
各クラブが、全員で唱和するのに適した夫々のクラブ目標を作って、第一例会に全員で唱和する。すでに第一例会で綱領を唱和しているクラブもあるようですが、私の提案理由は以下の6つです。

(1)新入会員の研修に役立ちます。
(2)使命は連帯感を持ちながら幾度も再確認することが大切です。
(3)現在の綱領の文章は多人数が一つ心になって唱和するのに適した文章とは云えません。
(4)手続き要覧には英語版が正文となるとあり、訳文は正確でないと主張する方もおられます。となると、唱和に心がこもらないでしょう。
(5)上命下服型でなく、自分たちの作ったものは より唱和に心がこもるでしょう。
(6)このために、全員が綱領を勉強することにもなれば、 一石3鳥・4鳥です。

目指す文章とは あくまでも、これを唱和する事によって、より会員個人にロータリーが身につき、クラブに活力が出てくるような目標文です。

夫々のクラブの誇りを懸けて、全会員の英知を寄せ集めれば、夫々のクラブに適切な、夫々のクラブの特徴が滲み出た、しかも国際ロータリーの綱領を 内容的にも十分にカバーした、良い文章を作っていただけると思っています。クラブの目標文を月1回全員で唱和すれば、ロータリーがより身に付いて行くと考えている次第です。

「高齢化」が問題になると云うことは、言い換えればすでに長年にわたりロータリアンであり、ロータリーの中核をなす価値観を十分身に付けておられる方が多いということです。 しかし、「限りなき道ロータリー」でございます。 2009-2010年度が少しでもより「ロータリーが身に付く」年度となるべく、お互いに励まし合って歩めることを願っています。ご協力よろしくお願いします。



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ガバナー就任に際して

一世紀余りにわたり発展し続けてきたロータリーの奉仕を振り返るとき、私たちの未来は、苦境にある人々に希望をもたらし、争いの絶えない世界に平和をもたらす幾世代ものロータリアンによって末永く確かなものとなるに違いないと胸を張って言えます。私たち一人ひとりは、いわば過去を未来へとつなぐ鎖の輪のような存在で、大いなるロータリーという伝統の一部を成しているとたとえることができます。

この鎖が解けることなく永続していくためには、個々の輪が強くなくてはなりません。ロータリーの未来への鎖を堅固なものに鍛え上げることは、私の責務であり、皆さんの責務です。今年より来年、また、来年より再来年、さらにロータリーを強くしていくことは、私たちの責務です。また、ロータリーが、明日、次の新たなチャレンジに取りかかれるよう、今日、ポリオのない世界を築くという約束を果たすことも、私たちの責務なのです。

マハトマ・ガンジーは、かつてこのように言いました。「未来は、私たちが現在成すことによって決まる」第二世紀においてもロータリーの発展を望むのであれば、現状に甘んじているだけでは十分とは言えません。これからの長い道程に備えて地図が必要となりますが、私たちはその地図をすでに携えています。
国際ロータリーは確かな未来を築くため、世界中のロータリアンから協力を得て、7つの優先項目を掲げた長期
計画を立てました。今、この計画を実行に移すときがやってきたのです。

・ポリオを撲滅する」が、私たちの最優先事項です。募金のチャレンジを通じて、この重要な仕事を完遂し、世界に対して約束を果たすために、私たちはリソースの提供というかたちで力になることができます。

・ ロータリーに対する内外の認識と公共イメージを高める」は、ロータリーが新会員を引きつけ、他団体からの協力を得ることにつながります。ポリオ・プラスでロータリーは世界の表舞台で活躍するようになりました。今後は、地元と世界における奉仕活動をメディアと地域社会に広め、国際的な地位を築いていくときがやってきたのです。

・他者に奉仕するロータリーの能力の増大を図る」は、ロータリーの使命の核心に触れるものです。四大奉仕部門に沿って時間と才能と熱意をこれまでより少しだけ多く捧げるなら、すべてのロータリアンがこの目標に向けて貢献できます。2009-10年度も、近年、クラブが取り組み続けている重要な問題、すなわち、水、保健と飢餓救済、識字率向上の分野における奉仕活動に専念するよう、ロータリアンに呼びかけていきます。

・ 質的にも量的にも会員組織を世界的に拡大する」は、重要な優先事項です。これは、ロータリーが達成すべき目標のすべてが会員をよりどころとしているからです。資格ある新会員をもたらすことは、私たち一人ひとりの責務です。しかしながら、この責務を果たしているロータリアンはわずかです。ほかの人々にクラブへの入会を勧め、会員を増やすことができるのはロータリアンしかいないのです。

・ロータリー独特の職業奉仕への取り組みを強調する」は、ほかの奉仕団体や人道団体とロータリーとの違いを明確に分けるものです。職業倫理への高い水準を保ち、日々実践することによって、私たちは同僚や従業員、顧客はもちろんのこと、競合相手に対しても模範を示すことができます。

・国際ロータリー内の指導的才能を最大限に活用し、育成する」は、ロータリーの未来にとって欠かせない要素です。私たち一人ひとりが、なんらかのかたちで指導的役割を担うべきです。クラブレベルで委員会の委員長や奉仕プロジェクトの委員を務めたり、地区レベル、国際レベルで活躍するなど、さまざまな役割があります。すべてのロータリアンは職業において指導的な立場にある人々ですから、ロータリーにおいてもこの指導力を発揮すべきです。

・組織全体を通じて継続性と一貫性を保つために、長期計画の手順を完全に実施する」は、クラブ、地区、国際レベルで毎年指導者が交代する際に、引継ぎが効果的に行えるようにすることが目的です。

この長期計画はRI理事会が承認したものではありますが、これを実施するのは皆さんです。RI会長が、皆さんのクラブに入会するようにと新しい会員を誘うことはできません。また、RI理事会が、ポリオ撲滅の支援に向けて、皆さんの地域で募金活動を企画したり実施したりすることもできません。同様にシニア・リーダーが、皆さんの職場でロータリーの倫理規範を実践することもかないません。すべては、皆さん自身が実行しなければならないのです。ロータリーの未来はあなたの手の中にあります。

一人ひとりのロータリアンに自らの責務を胸に刻んでいただくために、この真実を2009-10年度のテーマとして選びました。かのウィンストン・チャーチル卿は、偉大さの代償は責任だ」と述べています。ロータリーは偉大な組織です。私たち一人ひとりが課題に立ち向かい、未来に対する責任を果たすなら、ロータリーはさらに素晴らしい組織へと発展する可能性を秘めているのです。

ロータリーにおいては、「ロータリアン」という肩書きの下、各会員に仕事が与えられています。私たちの任務は、地元と国際社会において必要とされる奉仕を提供すること、そして、事業と専門職務に携わるリーダーを新会員として誘い、地域社会で好ましいイメージを築きながら、クラブの器を広げていくことです。ロータリアンとしての私たちの職務には、職場と私生活において倫理的行動の規範を示し、クラブと地域社会においてリーダーの役割を務め、ロータリーの最優先事項であるポリオ撲滅を全面的に支援することも含まれています。

ロータリアンという仕事には、計り知れない恩典があります。私たちは、かけがいのない親睦を享受し、他者のために尽くすという個人的な生きがいを得ることができます。皆さんがロータリーとその力を信じるのであれば、今こそ立ち上がり、全身全霊でロータリアンとしての仕事に全力投球するときです。ロータリーの未来はあなたの手の中にあるのです。

ジョン・ケニー

ジョン・ケニー
2009-10年度 国際ロータリー会長

 

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