2010−2011年度に2660地区に配分される地区財団活動資金(DDF)のうち、人道的分野に使用できる金額は11500USドルで、そのうち50000USドルが主として地区内の社会奉仕活動に利用される地区補助金(DSG)、65000USドルが主として海外での世界社会奉仕活動(WCS)に利用されるマッチンググラント(MG)用補助金に充てられる。
人道的補助金委員会の役割は、2660地区内の全てのクラブにこれらの補助金をより有効に活用して地区の社会奉仕活動、世界社会奉仕活動推進に貢献してもらうためのサポートを行うことである。この考え方のもとに今年度の活動方針を以下の通りとする。
各クラブの補助金に対する理解を深め、積極的な活用を促すため、地区関連委員会との連携の下にタイムリーな情報提供、啓蒙活動を行う
提出された補助金利用申請を速やかに審査し、必要に応じて適切なアドバイスを行うことにより補助金利用申請プロジェクトの円滑な遂行に貢献する
認可したプロジェクトの進捗を確実にフォローし、補助金が有効に活用されていることを確認する
財団の財政状況悪化によるMG補助金の早期枯渇等、情勢の変化にフレキシブルに対応し適切な処置を講じる
各クラブへのサポートの質をより深く幅の広いものにするため、地区関連委員会との情報交換、連携を強化する
今年度はスリランカ3220地区からの受け入れ(2011年3月26日〜4月22日)を行います。(派遣は次年度行います。)
GSE委員会では、地区で初めてとなるアジアとのGSE交換の意味をよく考え、従前の受け入れ方法を良く検討の上、今後の新しい財団プログラムにつながる経験になるよう活動して行きたいと思っています。また、2660地区内の多くのクラブとロータリアンがこのプログラムに参加することを促し、財団プログラムとしての使命を果たします。